2016.01.17
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」
一昨日、東京日比谷で開催された投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」に参加してきました。このブログを始めたキッカケも、再開したキッカケもこのイベントなので、参加しない訳にはいきません。
... 続きを読む
スポンサーサイト
2015.11.29
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2015に投票しました。
ここ何年かブログを休止していましたが、規定の期日に再開していたので投票が出来たかと思います。
2011.04.10
「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ」#11
「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ」第11回に参加してきました。
2011.02.07
「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ」#9
前回は出張のため欠席した(実は風邪で出張に行けず家で寝込んでいた)「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ」の第9回に先週参加してきました。皆勤は途絶えましたが、仕事で残業にならない限りは参加する予定です。
さて、色々な方とお話しましたが、何となく初めての方と話す時間が長かったかな~。毎回何分の一かは入れ替わっているんですよね。それでいつも同じくらいの人数。
今回はMr.ETFが来るかもと聞いて、カン・チュンドさんが来るのか?と思っていたらその通り。カンさんは晋陽FPオフィス代表で、ETF投資入門 (日経文庫)など著書多数。
インデックス投資ナイトなどで直接話を聞いた方はご存じかと思いますが、お話が上手。というか面白い!隙あらば、ジョークを交えて話をされます。
ご挨拶したら、第1回の時に会ったのを覚えていらしてビックリ。その後、時間をいただいてインデックス投資で迷っている点を聞いてみました。その点とは「リレー投資」。(国内株式は個別20銘柄分散投資なので、迷っているのは海外株式です)。
一般的にETFは投信よりも信託報酬手数料が安い。でも買付手数料がかかるので、ある程度投信が積みあがったら、ETFに移すというリレーをするからリレー投資。長期で持つなら、信託報酬の差が馬鹿にならないよ~という考え方です。
例えば手数料0.65%の投信と0.25%のETF。仮に100万円分持っているとすると1年で前者は6,500円の手数料、後者は2,500円の手数料。4,000円の差です。1,000万円なら4万円の差。
一方で、ETFは買付手数料がかかる。以下マネックス(私が好きなので)として国内ETFでは100万(成行注文)で1,050円、海外ETFだと2,520円(単純に1ドル=100円)さらに為替手数料で2,500円。でも海外ETFでも1年チョイで買付手数料分は信託報酬の差でクリア(現金化するときにまたかかるけど)。
単純に考えれば、リレーした方がよい。しかし、国内ETFはまだ登場間もないこともあり、乖離率が高い。2%~6%とか。仮に4%だと信託報酬の差が0.4%だとするとETFにした意味が10年分なくなるので、ちょっと導入には時期尚早。まあ海外ETFでも、1日の値幅で数パーセント変わるときもあるけど。
乖離率が安定している海外ETFも特定口座に入らない(ネット証券)、配当金の現地・国内の2重課税、配当金が米ドルで入るなどなど。色々お悩みどころが…。
以下カンさんとの話。
私:リレー投資に迷ってます。買付の時の乖離率とか、証券会社のポイント、例えばSBIだったら1,000万円以上の預かりであれば0.2%のキャッシュバックがあって、実質手数料差が縮まります(上述だと0.2%の差になる)。それでもリレーして信託報酬の差をとった方がいいのかなと…。
カンさん:(即答)リレーする必要ないでしょ。リレーする時に利益が出ていれば税金がかかる。これは先延ばしにしたい。今のところ、ファンドは分配金も出していない(STAM、eMAIX)。これも先延ばしにしたい(ETFは配当金が出る)。
とのお答え。たぶん、本当に利益繰り延べの利点もあると思いますが、私の迷いを見越して上記のような返答をされたかもと少し思いました。
インデックス投資はシンプルに。迷うようなことはしない。そしていつもカンさんが仰っている「投資は退屈でいい。人生をアクティブに。」を実践することなのかなと。
という訳で、海外株式は迷いなくリレー投資という環境になるまでは当面インデックスファンド積み立てで行こうと思います。国内ETFの乖離率安定か、ファンドの手数料引き下げか。いずれが早いかです。遠い先の取り崩しを考えるとファンドの方がいいんですけどね。
ETF投資入門 (日経文庫)
さて、色々な方とお話しましたが、何となく初めての方と話す時間が長かったかな~。毎回何分の一かは入れ替わっているんですよね。それでいつも同じくらいの人数。
今回はMr.ETFが来るかもと聞いて、カン・チュンドさんが来るのか?と思っていたらその通り。カンさんは晋陽FPオフィス代表で、ETF投資入門 (日経文庫)など著書多数。
インデックス投資ナイトなどで直接話を聞いた方はご存じかと思いますが、お話が上手。というか面白い!隙あらば、ジョークを交えて話をされます。
ご挨拶したら、第1回の時に会ったのを覚えていらしてビックリ。その後、時間をいただいてインデックス投資で迷っている点を聞いてみました。その点とは「リレー投資」。(国内株式は個別20銘柄分散投資なので、迷っているのは海外株式です)。
一般的にETFは投信よりも信託報酬手数料が安い。でも買付手数料がかかるので、ある程度投信が積みあがったら、ETFに移すというリレーをするからリレー投資。長期で持つなら、信託報酬の差が馬鹿にならないよ~という考え方です。
例えば手数料0.65%の投信と0.25%のETF。仮に100万円分持っているとすると1年で前者は6,500円の手数料、後者は2,500円の手数料。4,000円の差です。1,000万円なら4万円の差。
一方で、ETFは買付手数料がかかる。以下マネックス(私が好きなので)として国内ETFでは100万(成行注文)で1,050円、海外ETFだと2,520円(単純に1ドル=100円)さらに為替手数料で2,500円。でも海外ETFでも1年チョイで買付手数料分は信託報酬の差でクリア(現金化するときにまたかかるけど)。
単純に考えれば、リレーした方がよい。しかし、国内ETFはまだ登場間もないこともあり、乖離率が高い。2%~6%とか。仮に4%だと信託報酬の差が0.4%だとするとETFにした意味が10年分なくなるので、ちょっと導入には時期尚早。まあ海外ETFでも、1日の値幅で数パーセント変わるときもあるけど。
乖離率が安定している海外ETFも特定口座に入らない(ネット証券)、配当金の現地・国内の2重課税、配当金が米ドルで入るなどなど。色々お悩みどころが…。
以下カンさんとの話。
私:リレー投資に迷ってます。買付の時の乖離率とか、証券会社のポイント、例えばSBIだったら1,000万円以上の預かりであれば0.2%のキャッシュバックがあって、実質手数料差が縮まります(上述だと0.2%の差になる)。それでもリレーして信託報酬の差をとった方がいいのかなと…。
カンさん:(即答)リレーする必要ないでしょ。リレーする時に利益が出ていれば税金がかかる。これは先延ばしにしたい。今のところ、ファンドは分配金も出していない(STAM、eMAIX)。これも先延ばしにしたい(ETFは配当金が出る)。
とのお答え。たぶん、本当に利益繰り延べの利点もあると思いますが、私の迷いを見越して上記のような返答をされたかもと少し思いました。
インデックス投資はシンプルに。迷うようなことはしない。そしていつもカンさんが仰っている「投資は退屈でいい。人生をアクティブに。」を実践することなのかなと。
という訳で、海外株式は迷いなくリレー投資という環境になるまでは当面インデックスファンド積み立てで行こうと思います。国内ETFの乖離率安定か、ファンドの手数料引き下げか。いずれが早いかです。遠い先の取り崩しを考えるとファンドの方がいいんですけどね。
ETF投資入門 (日経文庫)
2011.01.16
第3回インデックス投資ナイト
先週1月9日にインデックス投資ナイトの第3回が開催されました。場所は恒例のお台場の大観覧車下の「Tokyo Culture Culture」。早い方は当日に感想をブログにあげていらっしゃる。・・・けれどマネ出来ない。というわけで、いつもの通り、遅まきながらの自分用メモ。
今回のプログラムは、「インデックス投資の始め方、続け方。やってはいけない危険な投資法は?」と昨年のアセットアロケーションに比べ、初心者向けかな?もちろん「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010 表彰式」もありました。今回は投票したので、前回より興味深々。やはり参加することに意義がある?
出演者は以下の通り(敬称略)
・山崎元 (経済評論家 楽天証券経済研究所客員研究員)
・カン・チュンド (晋陽FPオフィス代表 インデックス投資アドバイザー)
・内藤忍 (マネックス・ユニバーシティ 社長)
・竹川美奈子(ファイナンシャルジャーナリスト)
・朝倉智也 (モーニングスター 代表取締役COO)
司会は、分析ツールでお世話になっているブログ「ファンドの海」のイーノ・ジュンイチさん。
以下講演を聞いていた時のメモ。詳細は当日のツイッター中継や、こんな素晴らしいまとめ記事書けない…というブロガーの方々の記事があるので割愛。
・インデックス投資は選ばない投資
⇒ふと気づくと色々なことを選ぼうとして迷っている。反省。
・バンガードもアクティブを売るのは客が望むから。
⇒何でインデックスファンドの総本山バンガードがアクティブファンドを作ってるんだよと思っていました。疑問解消。運用は外注だそうです。
・モーニングスターの星はインデックスは大抵3つになる。
⇒平均ですからね。まあインデックス投資家は、星はあまり気にするなと。
・信託財産留保金があるファンドの方がいい。
⇒これは分かっているんですけどね。つい、ないほうが得な勘違いをしてしまう。ETFのリレーをせず、長期でインデックファンドから動かさないと心に決めたらSTAMに統合するかな…。
・下がった時にも平気なリスクテイクを。同志を作る。感情を交えない。
⇒これは異論なく同意。リーマンショックの時も、平気の平左だったけど、同志がいると心強い(というか楽しい)。
・自分の買値にこだわるな。
⇒自分の弱点。リバランスの時に心しておこう。
・リスクは市場ではなく、人間にある。販売員は相談員ではない。
⇒いつもの通り。売る人に相談するな。相談するならその人からは買うな。
・投資は退屈でいい。人生をアクティブに。
⇒投資は本業ではない。最近インデックス投資は退屈と思うことがあるが、それでいいのだ。
・日本経済が下がり始めてから投資を始めた人は、上がった時の心構えを。
⇒これは斬新。上がった時のことも考えておかないと、舞い上がって判断あやまりそう。というかブレないこと。
・その時その時を最適化する。
⇒あまり計算ばかりしても、色々なことが起こる。自分なんか方法を決めたら、柔軟性を失うタチなので頭に置いておきたい考え方。
今回は朝倉さんが初登壇。ほかの方は、直接お話したり(コツコツの会で)、講演を聞いたことのある方ばかり。朝倉さんもモーニングスターのコラムを拝見しているので、初めて話を聞く感じがしませんでした。
よって、他の場所で聞いたことある話だなという内容も多かったのですが、メモでまとめてみると勉強になることが色々ありました。
他の参加している知り合いとも話したのですが、プログラムをいくら考えても詳しい参加者に合わせるとキリがない。それよりも、初心に帰って門戸を広げる今回の試みの方がいいのではないかという話になりました。
目的をどこにおくか、インデックス投資を広めることか、それともインデックス投資の研究をする場か。この会の趣旨は前者でしょう。
知っている話を聞いても、他の講演者の方々のツッコミがあって勉強になりかつエンタメとしても楽しんでますし。難しい話は、個別の飲み会でということで(笑)。
最後の「Fund of the Year 2010」の第1位は「STAMグローバル株式インデックスオープン(住信AM)」でした。自分が投票したファンドが1位になるとうれしいです。主催の方に聞いたところ皆さんの選出理由も私と同じでした。規模が大きくなったら手数料を引き下げるという有言実行が一位の理由でした。
ともあれ主催者の方々お疲れ様でした。
今回のプログラムは、「インデックス投資の始め方、続け方。やってはいけない危険な投資法は?」と昨年のアセットアロケーションに比べ、初心者向けかな?もちろん「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010 表彰式」もありました。今回は投票したので、前回より興味深々。やはり参加することに意義がある?
出演者は以下の通り(敬称略)
・山崎元 (経済評論家 楽天証券経済研究所客員研究員)
・カン・チュンド (晋陽FPオフィス代表 インデックス投資アドバイザー)
・内藤忍 (マネックス・ユニバーシティ 社長)
・竹川美奈子(ファイナンシャルジャーナリスト)
・朝倉智也 (モーニングスター 代表取締役COO)
司会は、分析ツールでお世話になっているブログ「ファンドの海」のイーノ・ジュンイチさん。
以下講演を聞いていた時のメモ。詳細は当日のツイッター中継や、こんな素晴らしいまとめ記事書けない…というブロガーの方々の記事があるので割愛。
・インデックス投資は選ばない投資
⇒ふと気づくと色々なことを選ぼうとして迷っている。反省。
・バンガードもアクティブを売るのは客が望むから。
⇒何でインデックスファンドの総本山バンガードがアクティブファンドを作ってるんだよと思っていました。疑問解消。運用は外注だそうです。
・モーニングスターの星はインデックスは大抵3つになる。
⇒平均ですからね。まあインデックス投資家は、星はあまり気にするなと。
・信託財産留保金があるファンドの方がいい。
⇒これは分かっているんですけどね。つい、ないほうが得な勘違いをしてしまう。ETFのリレーをせず、長期でインデックファンドから動かさないと心に決めたらSTAMに統合するかな…。
・下がった時にも平気なリスクテイクを。同志を作る。感情を交えない。
⇒これは異論なく同意。リーマンショックの時も、平気の平左だったけど、同志がいると心強い(というか楽しい)。
・自分の買値にこだわるな。
⇒自分の弱点。リバランスの時に心しておこう。
・リスクは市場ではなく、人間にある。販売員は相談員ではない。
⇒いつもの通り。売る人に相談するな。相談するならその人からは買うな。
・投資は退屈でいい。人生をアクティブに。
⇒投資は本業ではない。最近インデックス投資は退屈と思うことがあるが、それでいいのだ。
・日本経済が下がり始めてから投資を始めた人は、上がった時の心構えを。
⇒これは斬新。上がった時のことも考えておかないと、舞い上がって判断あやまりそう。というかブレないこと。
・その時その時を最適化する。
⇒あまり計算ばかりしても、色々なことが起こる。自分なんか方法を決めたら、柔軟性を失うタチなので頭に置いておきたい考え方。
今回は朝倉さんが初登壇。ほかの方は、直接お話したり(コツコツの会で)、講演を聞いたことのある方ばかり。朝倉さんもモーニングスターのコラムを拝見しているので、初めて話を聞く感じがしませんでした。
よって、他の場所で聞いたことある話だなという内容も多かったのですが、メモでまとめてみると勉強になることが色々ありました。
他の参加している知り合いとも話したのですが、プログラムをいくら考えても詳しい参加者に合わせるとキリがない。それよりも、初心に帰って門戸を広げる今回の試みの方がいいのではないかという話になりました。
目的をどこにおくか、インデックス投資を広めることか、それともインデックス投資の研究をする場か。この会の趣旨は前者でしょう。
知っている話を聞いても、他の講演者の方々のツッコミがあって勉強になりかつエンタメとしても楽しんでますし。難しい話は、個別の飲み会でということで(笑)。
最後の「Fund of the Year 2010」の第1位は「STAMグローバル株式インデックスオープン(住信AM)」でした。自分が投票したファンドが1位になるとうれしいです。主催の方に聞いたところ皆さんの選出理由も私と同じでした。規模が大きくなったら手数料を引き下げるという有言実行が一位の理由でした。
ともあれ主催者の方々お疲れ様でした。