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2010.06.27 先進国株式
  海外株式と言えば、自分がインデックス投資を始めた頃は、自分の中では当たり前のように先進国株式の事でした。先駆者を探せば、ベトナム行って証券会社の口座開いたとかツワモノはいくらでもいたとは思いますが・・・。
 しかし、ここ数年でBRICSをはじめとした新興国に投資熱が高まり、海外株式と言えば先進国と新興国の組み合わせというスタイルが普通になって来ています。そのような訳で、一応ポートフォリオのグラフも分けているので、まず海外株式の中の「先進国株式(北米、欧州、太平洋州 24カ国)」のアセットについて自分の考え方を記載します。

 国内株式では、インデックス投資といいながら個別株投資でしたが、海外の株式は正真正銘インデックス投資ですw。理由は、情報のつかみ難さです。
 投資環境が良くなった現在、VW、アップル、ノキアなどの世界の有名企業の株式は簡単に購入できます。しかし、日本の企業ほど情報が入手できるかというと難しい。
 また日本に住んでいれば、日本の政治経済などのマクロの情報も自然と耳にしますが、これも現地にいるといないとでは、感覚が全然違う。そのために海外の新聞や英文のネット記事を読むのは手間だし、投資には時間をかけない趣旨からは海外個別株投資は選択には入ってきません。

 そこでインデックス投資になるわけですが、次の選択肢は日本株との比率。投資家の間では日本という国は先進国の中の一つとして特別視しない世界時価総額ベースで投資する人もいれば、国内株式は為替やホームバイアスがあるので先進国とは別としている人もいます。自分は「2010.05.23 国内株式」の項でも述べましたが後者です。でも自分のアセットアロケーションの最大の悩みどころです。

 先進国株式の半分を占める米国も少子化などの問題がなく今後も成長しそうですし、1つの国ではなく24カ国(イスラエルが最近新興国から移って確かこの数)に分散されるので、為替の変動を除けば日本株式より安定してそうだし。自分も世界時価総額ベースで行きたいなあとも思うのですが、為替が怖い・・・。

 退職後の生活資金として考える人は、崩す時も毎月ドルコストで崩していくので影響は少ないと思います。しかし、自分は相続や家のリフォームなどで、一度に円転しなくていけない場合がないとは言えないので、そのとき1ドル=80円とかだと・・・為替で利益が吹き飛びそう。

 というわけで今は海外株式(新興国含む):国内株式=40:25です。一方で、為替は債券で調整すると割り切って、株は世界分散、債券は国内債券のみで為替のバランスを取ろうかとも考えています。しかし、相関係数の見地からは、今のままの方が分散が効いているんですよね~。
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